退職後の手続きはいろいろあってややこしいですよね?在職時は、保険、所得税、住民税は給与引き去りで全て会社のほうで対応していましたが、いざ退職となると全ての手続きを自分ですることになるますからね。
そこで、今回は【定年前の希望退職】で「いつ、どこで、なにをすればいいのか」を自分の経験から整理し、図解にしました。
最後まで読んでいただければ、いつ、なにを、どのようにするのか、全体の時系列の流れに沿って概要が把握できて、予定を立ててしっかり対応できるとおもいますので、ぜひご覧ください。私自身が経験した事ですので、時期、内容がすべての方に当てはまるわけではありませんので、あらかじめご了解ください。
定年前の希望退職の手続き:概要
まず全体の流れの図の見方を説明します。
横軸は時間で、退職日を”0”(基準)にしてあります。
縦軸は場所です。上から【ハローワーク】【役所】【会社】【年金事務所】
赤枠 自分がやること 黄枠 入手資料、検討、入金
全体の流れを、退職前、退職後に分けて説明してゆきます
- 退職前の会社内での手続き
- 退職後の各関連機関(ハローワーク、役所、年金事務所)との手続き
【退職前】希望退職の手続き
大きな流れは、会社からの希望退職の募集、適用–> 退職ガイダンス、退職です。
希望退職者の募集、適用
-5か月 会社から社内報などで対象社員に連絡されます
-5か月~-4か月 対象社員に直属の上司との面談で会社からの希望退職の
趣旨の説明がされます。最低2回以上実施
-4か月 早期退職の募集開始。面談で配布された申し込み用紙
に必要事項記入して提出します
-2か月 希望退職の適用通知の連絡が上司から来ます。
退職者のガイダンス、退職
【退職後】の手続き
退職後の各関連機関(ハローワーク、役所、年金事務所)との手続きをそれぞれ順をおってせつめいします。
市役所での手続き
退職後 10日以内 会社から退職後に送付される”健康保険資格喪失証明書”をもって、役所に行き、国民健康保険への切り替え、国民年金への切り替えの手続きをします。
退職後 約1か月後 ハローワークから発行される”雇用保険受給資格証”をもって、国民健康保険の減額(70%) 申請に行きます
ハローワークの手続き
退職後 約10日 会社から送付される”離職票1″ ”離職票2” をもって雇用保険の申請をします
退職後 約17日 雇用保険説明会に参加します。この時”雇用保険受給資格者証”を入手します。
退職後 約1か月半後 初回支給認定日にハローワークに行きます
雇用保険の支給は、認定後7日くらいで指定口座に入金されます
なお、詳細の説明は、こちらを参照ください。申請に必要なもの、手続き書類を画像でも説明してあります。
年金事務所での手続き
1991年4月以前の学生は国民年金が任意加入だったため ”大学時代に国民年金を払っていない” –> ”国民年金が満額にならない” ため、国民年金の任意継続ができます。 60歳になる誕生日に1日前に、年金事務所に行き申請します。
背景 https://yoshi1.net/176/えー?? なんで国民年金満額でないの?どうす/
まとめ
いかがだったでしょうか? 定年前の希望退職での手続きを図解でまとめました。詳細に日程は個人でことなるとは思いますが全体感の把握ができるといいと思ってまとめてみました。ご参考いただけると幸いに思います。