『タイ語、すこし勉強したことあるけどもう忘れちゃった!もう一度やりなおしてみようかな?』前回、基礎情報を復習しましたので、今回から具体的なポイント復習してゆくことにします。
前回 【タイ語 基本文法 】『思わずひざをたたく』5つの基礎情報の一覧
今回は、『~ですか?』という質問に注目します。というのも日本語では『~ですか?』は1種類ですが、タイ語は5種類あるからです。日本語では、それぞれのシチュエーションによって、語調、表情、表現され単語だけでは判断しにくいのですが、タイ語では明確に分かれます。
タイ語の5種類のパターンがそれぞれどのように使われるのか、『~ですか?』質問に対する回答への【質問者の確信度合】などを中心にイラストを用いてわかりやすく解説します。なんとなく学習してきていると盲点になるので、しっかり復習したいと思いますので、ご一緒に参加してもらえると嬉しいです。
タイ語 『~ですか?』の質問 2つの分類と5つの種類
2つの分類は 『勧誘、同意』と 『確認』です。『確認』の中に4つのパターンがあり、合計5つの種類になります。下記の表にまとめます
いらすとにまとめるとこんな↓感じです
『~でしょう?』と【そこそこ確信を持った質問する場合】
ใช่ไหม を使います。単語を直訳すると、ใช่(YES;はい) ไหม(ですね?)なので、確信の度合はそこそこ高い状態になります
正しいを思ってるけれど、確認する。といった感じです。
文例 名詞 นี่ปากกาของคุณใช่ไหม これは私のペンでしょう?
動詞 ไปทำงานใช่ไหม 仕事に行くのでしょう?
『~ですよね?』と【かなり確信を持った質問する場合】
ไม่ใช่หรือ を使います。単語を直訳すると、ไม่ใช่(NO;ちがう) หรือ(って本当?ですか)なので、確信の度合はかなり高い状態です
信じ切ってるが、念のため、確認する。といった感じです。
文例 名詞 นี่กาแฟของคุณไม่ใช่หรือ
これはあなたのペンですよね?
動詞 เขาเอยกินอาหารไทยไม่ใช่หรือ
彼はタイ料理を食べたことがあるんですよね?
『~か否か?』と【どちらかを聞く。白黒はっきりしたいとき聞く】
หรือเปล่า を使います。単語を直訳すると、หรือ(or それとも) เปล่า(ちがう)確信の度合より、どっちかを聞いています。
英語でいう、…. or not? のイメージです
どちらかを聞いています。 といった感じです。
文例 名詞 นั่นบ้านคุณหรือเปล่า
あれはあなたの家ですか?(それともちがいますか?)
形容詞 ภาษาญี่ปุ่นยากหรือเปล่า
タイ語は難しいですか?(それともちがいますか?)
『(本当に)~ですか』と【ほとんど信じておらず、疑っているとき聞く】
หรือ(って本当?ですか)疑い、驚きなどに使います
といった感じです。
文例 名詞 เขาเป็นคนไทยหรือ
彼は(本当に)タイ人なのですか?
形容詞 ภาษาไทยยากหรือ
タイ語は(本当に)難しいのですか?
『~しますか』と【勧誘したり、同意求める時】
ไหมを使います
といった感じです。
文例 名詞 กินยำวุ้นเส้นไหม
ヤムウンセンたべますか?(たべませんか?)
まとめ
いかがでしょうか?『~ですか?』にもいろいろなパターンがあることがわかりますよね。今まであまり強く意識していなかったことを明確になるように表、イラストにしたうえで、確信の度合を表にして、見えるようにしました。頭の整理ができて、少しでもお役立ちできれば、嬉しく思います。
次回以降も継続しますので、よろしくお願いいたします。