タイ語の単語の発音方法は、だいたいは文法書の規則とおりです。しかし、実際の会話では『発音』が違って聞こえる『例外』がけっこうたくさん有りますよね。タイ語を普段生活で聞かれている人は、『えっ!』『おかしい!』と思ったことは少なからずあるんではないかと思います。なんでこのような言い方をするのか知りたいですよね 。
そこで今回は『発音』が違って聞こえる『例外』とそのルールを三つ紹介したいと思います。
内容をご存じない人だけでなく、内容をご存知の方も『あっ!あるある!』 と楽しんでいただける内容だと思いますので、ぜひ最後までご覧ください。
『ダメ』はなんで『メダイ』と言うの?『マイダイ่』じゃないの?
タイ語の『ไม่/mâi/マイ』が『me/メ』と聞こえるのは、どういう場合かご存知ですか?
それは、次の音節の声調が下音の時なんです
なぜなら、『ไม่/mâi/マイ』が下音なので、下音が続き、言いにくいので『me/メ』に変更してるんです。
例
ไม่ได้/mâidâai メダイ
ไม่ต้อง/mâitông メトン
ไม่เอา,ไม่มีの場合は、次の音が下音ではなく平音なのでマイのまま変更がありません。
次が下音の時は、『ไม่/mâi/マイ』は『me/メ』になるという推論の説明でした。
まとめ 1
『上手』はなんで『ゲン』?『ゲーン』じゃないの?
タイ語で『表記が長母音』なのに短母音で発音?と疑問に思った経験はありませんか?
下記のような単語が該当します、
เก่ง/gèng/上手
เล่น/lên/遊ぶ
แห่ง/hàeng/場所
แบ่ง/bàeng/分ける
ต้อง/tông/must
ห้อง/hông/部屋
『表記は長母音』で『発音は短母音』になる場合の条件があるんです。
それは 母音が『เอ/แอ/ออ』かつ平音節(ptkでない)かつ『低音or下音』という条件です
もちろん例外もありますが、この規則を覚えておくと、『なんで?』と思って不安に駆られる時間がなくなり、安心して勉強を進められると思うので、参考にしていただければ嬉しいです。
おもわず『赤面』『ずっこけ』単語 2選!
タイの人が話すタイ語で『おもわず赤面』する単語って何かご存じですか?
それは 『จริงจริง/jingjing/本当,本当!』なんです
なぜなら『ji』が『chi』に聞こえるからです
こんな会話で使われます
タイの人『昨日宝くじで1000万バーツ当たった!』
日本人(私)『ウッソー?』
タイの人『จริงจริง/本当に本当』
日本人(私) 『○ン○ン』
どうしても『chi』に聞こえてしまうんです。
タイの人が話すタイ語で『おもわずずっこける』単語って何かご存じですか?
それは それは 『知る』と『信号』なんです
なぜなら『si』を『chi』と発音するからです
こんな会話で使われます
日本人(私) 『このレストランへの行き方知ってる』
タイの人 『チッてる』
日本人(私)『..』(しってる )
タイの人 『ちんごう右曲がる』
日本人(私)『..』(しんごう )
どうしても『si』を『chi』と発音ひとが多いんです。
おもしろいけど、笑わない様にしましょう。
まとめ 3
まとめ
タイ語の単語で、実際では『発音』が違って聞こえる『例外』如何でしたでしょうか?
今回はここまでですが、タイの言葉に関して、まだまだ興味深い内容ありますので、後日また紹介したいと思います。今回は最後までお付き合いいただきありがとうございました。