ビサヤ/セブアノ語の文法を学びたいと思っている方、教材が少ないと感じていませんか?大きな書店でさえ、タガログ語の文法書は見つかるものの、ビサヤ/セブアノ語の文法書はほとんどありません。日本語でビサヤ/セブアノ語の文法を体系的にまとめた教材は存在しないのが現状です。そこで、初学者でも理解しやすいようにビサヤ/セブアノ語の文法をまとめることにしました。これまで英語の教材でビサヤ/セブアノ語の文法を学んできた私が、記事にしてきた内容を整理し、分類してまとめたものです。今回は、フィリピン語(タガログ語、ビサヤ/セブアノ語)の特徴の概要を紹介します。文法学習の前に全体像を把握することで、今後の学習がより効率的になるでしょう。『ビサヤ/セブアノ語の文法学習を始める初学者』に少しでも役立てば幸いです。最後までご覧いただければと思います。
フィリピン語/ビサヤ語、セブアノ語、タガログ語の違い?
ビサヤ語とセブアノ語って何が違うのか?タガログ語とはどう違うか?
こんな疑問にお答えします。
結論 ビサヤ語とセブアノ語は全く同じ。でも、タガログ語とは違います。
詳細の記事はこちら フィリピンの言語【ビサヤ語】 セブアノ語、タガログ語と違う?
フィリピン語の『簡単ガイド』 タガログ語、ビサヤ語/セブアノ語 共通
フィリピン語を本格的に学習する前に、その概要を再確認することは意義深いですね。『簡単ガイド』は、フィリピン語の主要な特徴と英語との相違点に焦点を当ててまとめた記事です。相違点を理解すれば、他の部分は似ているため、安心して効率的に学習を進めることができます。まずはこの記事からご覧になることをお勧めします。
詳細の記事はこちら タガログ語/ビサヤ語 【文法】超初心者向け”簡単ガイド” 英語と比較し説明
詳細目次
英語との最も大きな『焦点動詞』のシステム/『話題の中心』で動詞が変化
次に、フィリピン語の文法の最も大きな特徴について説明してゆきます。
そして、この特徴こそが『誰もが学習でつまずく、理解が難しい』大きな壁なんです。
これらを、具体的な文例で詳しく説明してゆきますが、文章の『話題の中心』が何かによって
動詞が変化する、『焦点動詞』のシステムが最も大きなポイントになります。
【話題の中心】;1st class /Ang 格(タガログ語)
フィリピン語の文章は、必ず【話題の中心】になっている事があります。
そして、【話題の中心】が何かによって、文を構成する単語、動詞も変化するんです。
【話題の中心】を1st class と呼ぶことにします
詳細の記事はこちら フィリピン言語【ビサヤ語(=セブアノ語) 】文法1 1st class
【話題の中心以外】;2nd class or 3rd class/Ng格、Sa格(タガログ語)
【話題の中心以外】を【2nd class】または【3rd class】と呼びます。
2nd class は、主語(動作主)、目的語になったり、所有格(~の)に使われます。
3rd class は、場所(~に)、方向(~で)、受益者(~のために)、所有者(~のもの)
および所有格(~の)に使われます。
『話題の中心』の役割 による動詞の変化
【話題の中心】1st class の役割*で動詞がどのように変化するのか について説明します。
* 行為者、目的、場所・受益者
詳細目次
詳細の記事はこちら フィリピン言語【ビサヤ(セブアノ語) 】文法3 話題の中心(焦点)による動詞の変化
まとめ
『基本文法』の完全解説、いかがでしたでしょうか?
『焦点動詞』のシステムな、内容は非常に難しいので、理解できなくて問題ありません。
というか、普通は理解できないと思います。
詳細の文法解説に中で、繰り返し、繰り返しレビューして慣れていくようにすればOKです。
今回はここまでですが、#2 以降で、さらに詳細の文法を深堀りして紹介してゆきます。
今回は、最後までご覧いただきありがとうございました。
次回#2 以降 予告
掲載記事内容 これらを、順序立てて説明予定