みなさん、タイの料理ผัดไทย/パッタイをご存じですか?ผัดไทยは”タイ風の焼きそば”なんです。日本の焼きそばとは、大分違いますが、もの凄く美味しい料理なんです。タイで生活したら必ずお世話になる食べ物ですので、ผัดไทยに関係するタイ文字は読めるようにしておきたいところですよね?
そこで、今回はタイのผัดไทย/パッタイにまつわるタイ語を紹介したいと思います。モール、お店、屋台などいろいろなところにあるので、知っておくと便利で楽しいですよ。是非最後までお付き合いください。
ผัดไทย/パッタイの名前の不思議?(タイ炒めがなぜ焼きそば?)
みなさん、ผัดไทย/パッタイという単語を聞いて不思議に思いませんか?
なぜなら、単純に単語を翻訳すると、
ผัด/炒め+ไทย/タイ 『タイ炒め』ですが
何を炒めてるのかあいまいなのに、『焼きそば』の意味に使ってるからです。
実は、この名前がついたのは、1945年の11月7日に、政府がタイ風の焼きそば料理を国民食と宣言したためなんです。
パッタイは、タイの国民食とまで称され、タイの人に愛されているているですね。
まとめ 1
名前は焼きそばですが、日本の焼きそばとは全くの別物です。
麺 米粉(日本は、小麦粉)
味 甘味あり、柑橘(マナオ)も添加(日本はソース、好みでからし)
トッピング 生のニラ、生のもやし(日本は紅ショウガ)
ผัดไทย/パッタイの麺の種類
お店によってもちがいますが、だいたい2種類があります。
เส้นจันท์ と วุ้นเส้น です
เส้นจันท์;パッタイ標準麺。クイッティアオ*เส้นเล็ก/センレック相当太さ。
วุ้นเส้นは、パッタイ細麺。クイッティアオ*のเส้นหมี่/センミー相当の太さ。
ผัดไทย のトッピングの種類
生のエビ、塩ゆで卵、ピータン(アヒルの発酵卵)豚肉、チーズ、ちっちゃい揚げ餃子などがトッピングされます。
メニューには上記の単語が組み合わせて記載されていますが、個々の単語が理解できれば、組み合わせたものも理解できますので、以下主に単語中心に解説します。
ผัดไทยไข่เยี่ยวม้า;ピータン
みなさん、『ピータン』をご存じですか?
アヒルの卵をで熟成させて作ったものなんです。
タイではよく売っている、ピンク色の卵です
タイ語では、ไข่เยี่ยวม้าと書きます。
単語の分解
ไข่เยี่ยวม้า/kài yîieow máa/century egg/ピータン
ไข่/kài/egg/卵 เยี่ยว/yîieow/urine/尿 ม้า/máa/ house/馬
ไข่เค็ม;塩ゆで卵 および กุ้งสด;生エビ
ไข่เค็มは日本でもおなじみの塩ゆで卵です。またกุ้งสดは、生エビです。
これらが、組み合わさってメニューに記載されています。
単語の分解
ไข่เค็ม/kài kem/salted egg/塩ゆで卵
ไข่/kài/egg/卵เค็ม/kem/salty/塩味の
กุ้งสด/gûng sòt/live prawn/生エビ
กุ้ง/gûng/prawn/エビสด/sòt/live,fresh/生,新鮮な
豚肉、チーズ、揚げ餃子など
他にも豚肉、チーズ、揚げ餃子など、いろいろなトッピングあります。
単語の分解
หมู/mŏo/pork/豚肉
โบราณ/boh-raan/ancient/伝統的な
ชีส/chêet/cheese/チーズ
เกี๊ยวกรอบ/gíieow gròp/Crispy Dumbling /カリット揚げた餃子
เกี๊ยว/gíieow/ Dumbling /餃子 กรอบ/gròp/Crispy /カリットした
まとめ
今回は、タイ風やきそばのผัดไทย/パッタイにまつわるタイ語をタイ文字を紹介しましたが、いかがだったでしょうか? 麺の種類は、ก๋วยเตี๋ยว/クイッティアオのように多くないので、主にトッピングの単語を覚えれば何とか理解できるのではないかと思います。(大盛!に相当する『พิเศษ/pí-sèt』も覚えておくと便利です。)
さて今回はここまでです。今後も、身近なタイ文字の紹介してゆきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いします。今回は最後までご覧いただきありがとうございました。