フィリピンのビサヤ地方(フィリピン中央部)の言語、ビサヤ語をご存じですか? フィリピンの公用語は英語とタガログ語と決めれれていますが、ビサヤ地方では異なる言語、ビサヤ語が話されているんです。そして、このビサヤ語、またビサヤ語を話すフィリピンの人には興味深い特徴があるんです。
そこで、今回は、ビサヤ語はどんな言葉なのか、ビサヤ語を話すフィリピンの人にはどんな興味深い特徴があるのか、私の経験を通して紹介したいと思います。
ビサヤ語を話す人の特徴は、私個人の独断と偏見に基づきますので、バラエティ感覚で楽しんでいただければ幸いです。是非最後までお付き合いください。
『タガログ語』人口を100とすると『ビサヤ語』人口は『〇〇』もいる!
フィリピンには公用語のフィリピノ語(以下『タガログ語』)と英語以外に、地域ごとに約170もの言葉があると言われています。この170種もある言葉で『タガログ語』を話す人口を100とすると『ビサヤ語』の人口は何%くらいと思いますか?
実は『ビサヤ語』を話す人口は『タガログ語』を話す人口の『75%』もいるんです。
ビサヤ地方では、日常会話で使うのは『ビサヤ語』で、ニューズもビサヤ語で流れます。
まとめ 1
『タガログ語』と『ビサヤ語』の違いは『〇〇』レベルではない!
『タガログ語』と『ビサヤ語』はどのくらい違うと思いますか?
これらの違いは『方言』レベルではない、『日本の標準語(東京弁)と大阪弁のちがい』というレベルではありません。
単語の一例を言うと
標準語『買う(かう)』で、大阪弁では『買うた(こうた)』
しかし
タガログ語は『bili』で、ビサヤ語で『palit』のように全く異なるのです
『セブアノ語』と『ビサヤ語』の違い?
みなさん『セブアノ語』と『ビサヤ語』の違いは何かご存じですか?
実は、『ビサヤ語』と『セブアノ語』両方とも全く同じ言語なんです
名前は違いますが、どちらも言語の話している場所、地方をさしています
『ビサヤ語』は、ビサヤ(地方)+語
『セブアノ語』は、セブ(cebu市)+ – ano*
*-ano はスペイン語で『-語』と言う意味なのでセブ語
『ビサヤ/セブアノ語』を話す人が日本語を話す時の特徴
みなさん、『ビサヤ/セブアノ語』を話す人が日本語を話す時の特徴はどのようなものかご存じですか?
それは、二つの大きな特徴があるんです。
(ここからは、個人の経験に基づく、独断と偏見が含まれますので、バラエティー感覚でご覧願います)
『怒ってるように話す』
みなさん、フィリピンの『ビサヤ/セブアノ語』を話す人に特徴は何だと思いますか?
それは『怒ってるように話す』ことなんです❣
<日本に住んでいる、ビサヤ出身のフィリピン人との会話の一例>
周りの人、全員に聞こえるような大声で
『直球ことばで話す』
みなさん、ビサヤの人の『日本語をを話す時』の特徴は何だと思いますか?
それは『直球ことばで話す』ことです❣
日本に住むビサヤの人で、日本語ネイティブではない人は、日本人が使う『丁寧語』『謙譲語』『尊敬語』などの表現方法は身についていない場合が多いです。また、ボキャブラリーが限定されてるので、どうしても日本人の受け取り方は、きつく、失礼に感じられます。(また、自分は決して謝らないが、相手には文句いうということもよくあります)
👩🦰 『ナンデ ワカラナイ』(わかるはずもないことでも、この質問)
👩🦰『モウ ワスレタノ』(大昔の話で、覚えるはずないことでも、この質問)
(👩🦰 『ナンデ オソイ』(自分はいつも遅れる、謝らない。相手が遅れると、この質問))
👩🦰 『モンク ナイ オコッテ ナイ』
まとめ
ビサヤ語はどんな言葉なのか、ビサヤ語を話すフィリピンの人の特徴はどんなことなのか紹介しましたが如何でしたでしょうか? ビサヤ語は、英語でも、タガログ語でもない、独立した言語であること、タガログ語に次いで話す人口の多いこと、そしてその言語を話す人は大きな声量で話すこと、日本語の表現は直球で来ることなどご理解いただけたのではないかと思います。これらは、個人の独断と偏見もありますが、おおよそ的外れではないと思っています。これをネタに、フィリピンの人すと、楽しく会話ができるかもしれません。
さて今回はここまでです。フィリピンの言葉に関して、まだまだ興味深い内容ありますので、後日また紹介したいと思います。今回は最後までお付き合いいただきありがとうございました。