タガログ語/ビサヤ語って、文の話題が何かによって、動詞が変化するんです。現在、未来(未完了)、過去(完了)の変化に加えて変化するんです。これは大変ですよね。これを知ったときは、一度勉強を断念しました。常識を外れてます。 (#1 語順が違う、#2 リンカーだけでも大変なのに、、、)なんでそんなルールがあるんだー。
実は、ここのところで、何回の勉強を断念しました。これは無理、と思えたからです。。。
しかし、実際フィリピンの人は使っているわけだし、ガンバってもう一度やりなおそう。タイ語のように、文字から覚えないといけないわけではないし、ましてや日本語のほうが、漢字あるし、よっぽど大変なはず。
根性入れ直し、この苦境を切り抜けた後に、ゴールの光が見えてきます。頑張りましょう。
タガログ語では、文の焦点で動詞が変化する
なにもここまでやらなくても?必要性がわかりません。ただし、これもルールですので慣れてゆくしかありません。
行為者焦点
行為者(動作者)が焦点の場合で、動詞は 語根 kain –> kumain に変化します。
英語 I ate an apple a short while ago.
タガログ語 Kumain ako ng mangga kanina. 焦点 ako
V(食べた)S(私は)O(マンゴを)さっき
焦点はリンゴを食べているI/私です
対象焦点
対象が焦点の場合で、動詞は 語根 kain –> kinain に変化します。英語では全く変化なし。強いて言えば、文の焦点は”リンゴ”なので、apple を強めに発音するくらいです。
英語 I ate an apple a short while ago.
タガログ語 Kinain ko ang mangga kanina. 焦点 mannga
V(食べた)S(私は)O(マンゴを)さっき
焦点は”リンゴ”です
方向焦点
対象が焦点の場合で、動詞は 語根 bigay –> binigyan に変化します。英語では全く変化なし。強いて言えば、下記の焦点は”(時計をあげた)彼/彼女”なので、him/her を強めに発音するくらいです。
英語 I gave him/her an watch.
タガログ語 行為者焦点 Nagbigay ako ng relo sa kanya.
方向焦点 binigyan ko siya ng relo.
V(あげた)S(私は)方向(彼/彼女に)O(本を)
焦点は時計をもらった”彼/彼女”です
その他 場所、理由、原因など様々な焦点
他にもたくさんの焦点あります。
対策は、【会話のフレーズを暗記して慣れる】 です
文法、語順がちがうことを嘆いていても、前にすすめません。日本人が英語を勉強したときも同じ状況です。日本語と英語も語順がちがうからです。
具体的な慣れるためのActionは
タガログ語CDの聞き流し
タガログ語の学習本にCDが付録についているものがあります。車のCDを音楽からタガログCDに変更することで、毎日の通勤、買い物などで常にタガログ語に接することになります。(私は。日常会話のフレーズを”日本語<–> タガログ語”の順に再生するCDを聞いています。⇩)
タガログ語のNews(YouTubeなど)を見る習慣つける
ABS-CBN などは、内容のタガログ語字幕がでますので、画像と合わせてみるとだいたい何をいっているのかは、だんだんとわかってきます
現地で就職する
これが最強だと思います。すぐにできない、無理、、と思う方多いと思いますが最終ゴールが話せるようになるのであれば、最も早道であることは疑いようもないですね。