【タイ語 基本文法 】『数を尋ねる』方法 【เท่าไร】と【กี่】の違い

タイ語
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タイ語で『数を尋ねる』時には、【เท่าไร】とか【กี่】と言う単語を使いますが、使い分けがなんとなくわかりにくいとは思ったとこありませんか? というのも、年齢が何歳ですか?と聞くときは【กี่】を使いそうになりますが、【เท่าไร】をつかったりするからです。

そこで、今回はタイ語の、【เท่าไร】と【กี่】の使い分けのについて紹介したいと思います。

意外にもこの使い分けは、日本語に照らし合わせるとよくわかるんです。興味深い内容と思いますので、是非最後までお付き合いください。

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【เท่าไร】と【กี่】 の使い分け方法

เท่าไร】は、日本語の値段を聞く『いくら?』と個数、年齢を聞く『いくつ?』または『どれぐらいですか?』に相当します

กี่】は、日本語の『何○○』(何時間、何キロ、何人など)に相当します

【เท่าไร】『いくら?』『いくつ?』『どれぐらいですか?』

เท่าไร を分解すると、เท่า=同じ/equal   ไร=何/what

『何と同じ?』という意味ですので、『いくら?』と個数、年齢を聞く『いくつ?』または『どれぐらいですか?』もっと言えばいろいろな助数詞、たとえば『何度?』『何時間?』というものにも使えるオールマイティな疑問詞です。

例文 สามี ของ เธอ อายุ เท่าไร  อายุ 40 ปี

   サーミー コーン クン アーユ タオライ   アーユ シーシップピー

      How old is your husband?  4o years old.

      ご主人はおいくつですか​?   40歳です

日本語で年齢を尋ねる時は通常は、『おいくつですか?』と聞きますよね。『何歳ですか?』と聞くと不躾な感じをうけてしまうからです。つまり『กี่ปี』と言う聞き方はしません。ただし、大人が小さな子供に年齢を聞くときは『何歳ですか?』と言う事もあると思います。 このあたりは日本語との共通点を感じます。
同様に、一般に金額を聞くとき、日本では『おいくらですか?』と尋ねて『何円ですか?』は聞かないと思います。タイ語でも同様で、『何バーツですか?』と『กี่』を使うのではなく、『เท่าไร』を使い、『いくらですか』と尋ねます。このあたりも日本語との共通点を感じます。

例文 อุณหภูมิ ใน ห้อง เท่าไร37 องศา

  ウンハプーム ナイ ホン タオライ  サーンシップ ジェットオンサー

What is the temperature in the room?   37 degrees

部屋の温度は何度ですか​?  37です

温度は『何と同じですか』=『何度』と言う意味です。『どれくらいですか』と言えなくもないですが、『何度』ですかのほうがスッキリします。この場合は『กี่องศา』と聞いても違和感はないかと思います

例文 จาก นี่ ถึง สถานี ใช้ เวลา เท่าไร  10 นาที

  ジャークニートゥンサターニーチャイウエラータオライ シップナーティー

    How long does it takes from here to the station?  10 minutes.

ここから駅までどれくらいですか? 10分です

【กี่】『何○○』 (何時間、何キロ、何人など)

例文 คุณ มี ครอบครัว กี่คน ผม มี ครอบครัว7คน

クン ミー クロープクルア ギーコン  ポムミークロープクルアジェットコン

How many family do you have?​   families.

ご家族は人ですか​?  7人家族です

例文 คุณ เรียน ภาษาไทย กี่ ชั่วโมง ประมาณ 3 ชั่วโมง ทุก วัน

クン リアン パーサータイ ギー チュモン  プラマーン 3 チュモン トゥックワン

How many hours do you study Thai language?​ About3 hours every day.

タイ語を時間勉強してますか?​ 毎日約3時間です​。

このように、『กี่』は、値段とは、年齢など、日本語で『いくつ』と『いくら』など以外で直接何時間、何回、何度など『何○○』で始まる問いに使えます
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まとめ

今回は、タイ語の【เท่าไร】と【กี่】の使い方について、例文、イラストで紹介しました。日本語に加えて、英語の表現も加えてみましたがいかがでしたか?同じ意味の単語ですが、日本語の『いくつ』『いくら』などど『何○○』の使い分けに似ていることがわかっていただけたのではないかと思います。

今回はここまでですが、この質問の受け答えについて追って説明したいと思います。(『~につき』と言う表現とか、回答する時は類別詞を使うというルールです。)こちらも、是非ご覧いただければ嬉しくおもいます。それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。

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