【タイ移住前に必見のブログ】生活の真実! 『ちょっと変!えー?』と驚く ことば 編 その2 イラスト付き

タイ
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タイの会社の名前とか地名をいろいろ聞いてゆくと、共通に使われている単語に気が付きます。会社名では『サイアム○○○』ですとか、地名だと『○○○ナコン』などがそうですよね。何か意味がありそうだ、どういう意味なんろう?と疑問に思っている方も多いと思います。

そこで今回は、これら会社名、地名はなぜ共通使われるのかの理由の紹介をしたいと思います。加えて、タイの人が非常に大事にしている言葉も紹介します。

初めてタイに移住される方に教えてあげたり、タイの人との話の種になりコミュニケーションの向上にも役立つと思います。興味深い内容と思いますので、是非最後までご覧ください。

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よく聞くサイアム/สยาม の意味は『〇〇』だった!

みなさん、タイでよく聞くサイアム/สยาม の意味は何かご存じですか?

それは、『タイ国の旧称』なんです

タイ国の旧称は漢字で暹羅と書いて、シャムロと読みます。「暹」シャムが「羅」ラを併合したため「暹羅」でシャムを表します。

今でもこの単語はいろいろなところで使われています。

一例を示すと、

サイヤム駅

Siam高島屋

Siamセンター ゴルフ場

サイアムスクエア

サイアムアイコン

サイアム プレミアム アウトレット

いろいろなところで使われていますよね。

つまり『サイアム』という単語を『タイ』に置き換えればいいんです。

タイ語の発音は『サイアム/สยาม』ではなく『サヤーム/sa yǎam』です
タイ王室など高貴な家系で飼えたシャム猫の語源もシャム/SIAMから来ています。
まとめ 1
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地名によく見る ブリー/บุรี ナコン/นคร ターニー/ธานี の意味は『〇〇』!?

タイの地名で『ナコン』『ブリー』『ターニー』などがよく使われていますがどのような意味かご存じですか?

これらは、いずれも『町』とか『都市』の意味なんです

全てサンスクリット語(古代インド語),クメール語,パーリ語などが語源の単語です

現在これはの単語が地名に使われている例は、つぎのとおり

チョン ブリー/ชลบุรี、ロッ ブリー/ลพบุรี

ナコンラーチャシマー/นครราชสีมา 、 アマタ ナコン/อมตะนคร

ウタイターニー/อุทัยธานี 、ウドンターニー/อุดรธานี

日本でも場所を示す単語に『~宿』『~郷』などがあるのと似ていますね。

ということで、タイの地名で『ナコン』『ブリー』『ターニー』と見たら、『町』とか『都市』に置き換えて考えればいいという紹介でした。

まとめ 2

生まれながら体内に持ち、体外に出ると不幸になったり、死に至る『〇〇〇』!

タイの人が生まれながら体内に持ち、体外に出ると不幸になったり、死に至るものは何かご存じですか?

それは、ขวัญ/クワン』なんです

仏教では、『ขวัญ/クワン』とは、次のとおりに説明されています。

それぞれの人間が生まれたときから持っているもの

体内にあるときは幸福

体外に飛び出すと不幸になったり,死に至ったりする

タイの単語にもこの文字を含んだ単語が沢山あり、とても大切なものであることが分かります。

例をあげると

ของขวัญ/コーンクワン/gift=あなたのクワンへの贈り物

ขวัญใจ/クワンジャイ/恋人 をこのように言う表現もあります

คำขวัญ/カムクワン/スローガン

เสียขวัญ/シアクワン/がっかりする

怖がったり、恐ろしい、不安な経験は、クワンが体から逃げる原因となります。

赤ちゃんが泣いてる時「クワン」を奪われないよう、親は赤ちゃんが安心するまで抱えてขวัญเอ้ขวัญา(「ああ、クワン、戻って来い」)と言います。クワンを体内に保つため、心安らなことが重要。

また、タイではクワンの居る『頭』をさわるのはタブー。

子供にあだ名をつけるのも悪霊を欺いてクワンを奪われない様にするためです
ขวัญ/クワン』は日本語で言えばその人の『魂』のようなもので、とってもとても大切なのなんです。
まとめ 3

まとめ

今回は、タイの会社の名前とか地名によくに使われている言葉を紹介しましたがいかがでしたか?特にサイアムなどは、今でも至る所で使われていますよね。また土地の名前にも、『ナコン』『ブリー』『ターニー』3種類ともどれも街の名前として今でも使われています。最後に『クワン』。これは仏教徒のタイの人が信じる別の信仰、精霊/ピー信仰に関係します。自分のピー/精霊もいかに大事なものとしてみているのかがわかって興味深いものですよね。

さて今回はここまでですが、まだまだ、びっくり仰天、面白いことがたくさんありますので、続けて連載してゆきます。ご期待ください。

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