初心者がタイ語を学習していてる中で『ให้』という単語は使用頻度が高く、会話の中でよく聞く単語ですよね。でも、使い方は非常に難しく、実際自分が使おうとしてもうまく使えない、そんな単語ではないでしょうか?
そこで今回は、この日常でよく使う『ให้』について、組み合わさる品詞別に意味を分類して例文と一緒に説明したいと思います。イラストなども使いながらできるだけ楽しく、分かり易く説明に心がけました。また、英語での説明も分かり易いと思い併記しています。
最後まで読んでいただけると、『ให้』使い方の基本を理解できるようになります。日常のコミュニケーションする上で非常に有効と思いますので、是非最後までお付き合いください。
ให้の3つの用法
ให้は『あげる』『くれる』*の意味の動詞ですが、後ろに続く品詞/名詞・形容詞・動詞 によって三つの使い方があります。
ให้ + 名詞2+名詞1 『(名詞1)に(名詞2)あげる』
ให้ + 形容詞 『(形容詞)になるように』
ให้ + 動詞 『(動詞)させる』
次にそれぞれについて詳しく解説します。
ให้ + 名詞2+名詞1 『(名詞1)に(名詞2)あげる』
例文1 ผมให้้ข้าวแมว้/I gave cat a food/ねこにごはんをあげました
例文2 ผมให้หนังสือเขา/I gave him a book/彼に本をあげました
ให้ + 形容詞 『(形容詞)になるように』
例文1 เขาล้างมือให้สะอาด/She washed her hands(so that hands are)clean/彼女は手をきれいに(なるように)洗った
例文2 ทำอาหารให้อร่อย/I cooked a meal (so that it will become)
delicious./おいしく(なるように)料理を作った
ให้ + 動詞 『(動詞)させる』
例文1 ทำให้เป็นห่วง/ let (somebody) worry /心配させる
例文2 ทำอาหารให้กิน/I cooked a meal and let (somebody) eat , Feed someone a food/料理を作って食べさせる。
まとめ
いかがでしたか? 今回は、タイ語の『ให้』使い方について、品詞別に意味を分類して例文、イラストと合わせて説明しました。日本語に加えて、英語の表現も加えてみましたがいかがでしたか?
今回はここまでですが、『ให้』には他の単語と結びついた重要な慣用句のありますので、次回に説明したいと思います。こちらも、是非ご覧いただければ嬉しくおもいます。それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。