タイで街を歩いていると『お金』に関連することで、日本と違うことが発見できるのですか、どんなことかご存知ですか? 日本と事情が違って、『ちょっと変だな』とか『えっ』と驚くようなことがあるんです。移住する前に、ぜひ知っておきたですよね。
そこで今回は、タイの『お金』に関連する『ちょっと変だな』とか『えっ』と驚くようなことを3つ紹介したいと思います。
内容をご存じない人だけでなく、内容をご存知の方も『あっ!あるある!』 と楽しんでいただける内容だと思いますので、ぜひ最後までご覧ください。
街中にたくさんの『○○』と『○○』のお店あり!
みなさん、タイの街中を歩くと、日本ではめったに見ないお店がたくさんあるんですが、どんなお店か分かりますか?
それは、『จำนำ』と『ทอง』のお店、すなわち『質屋』と『金行』なんです
『จำนำ』は質屋で、あとで買戻したい品物を預けてお金を借りる場所
『ทอง』は金行で、金を買ったり、現金化するお店です
質屋が多い理由は、タイには、日本のサラ金のような金融機関が無いからです。
そして驚くなかれ、国立の質屋もあるんです
タイでは、質屋は重要な庶民の生活の下支えになっているんです。
次に、金行が多い理由は、タイの人は銀行預金のかわりに、金の購入する人が多いからです。
街中を歩くと、至る所に『ทอง』の文字の書かれた看板のお店を見つけられます。
タイに行ったらこの文字を探してみてください。たくさんあるのに驚くはずです。

タイで街中に看板を出すときに必要になるもの『○○』
みなさん、タイで街中に看板を出すときに必要になるものは何かご存じですか?
実は、税金がかかるのです
おおよそ『B5』サイズの看板からから課税されてしまうんです!
法律では、500cm2から課税されることになっていて、
B5サイズの面積を計算すると、182mm × 257 mm=467.7 cm2 とほぼ、500cm2
したがって、おおよそB5サイズから課税されるんです。
金額は、40B/年
かなり小さなサイズの看板から課税されるのは、驚きですよね。
さらに、驚きくことがあります。
看板に書く文字によって税金が大幅に割引になるのですが、何語を書くと割引になるか分かりますか?
そう!『タイ文字』を入れると大幅に割引きになるんです。
タイ文字を併記すると税金が、約半額になります。
看板を出している人は、この大幅な割引を見逃すはずないです。
街中にある看板をよく観察するとわかります。
一見、『外国語のみ』と思われるにも、よーく見るとタイ語が書いてあるのを見つけることができます。これで、税金を節約してしるんですね。
以下の例をご覧ください。とても小さい字ですが、タイ文字で記載されています。
例1 cafeAMAZON・すごく小さい字ですが、タイ文字で書いてあります。赤丸部
例2 AEON・すごく小さい字ですが、タイ文字で書いてあります。赤丸部
タイには、たくさんの看板がありますが、ぜひ外国語の看板を見つけてください。節税のために、小さいタイ文字も併記されているはずです。

多くのタイの人の歯を見てびっくりしたこと 『○○○○』つけてること
みなさん、私が多くのタイの人の歯を見てびっくりしたことは何だと思いますか?
それは、普段から歯の矯正器具をつけていることなんです
なぜつけているかというと、『裕福な家庭の出身であることを示す』ステータスを示したいかららしいのです。
タイに来てすぐに、歯の矯正をしている人が多いことにビックリされた人も多いと思います。
タイの人の中には、『歯並び悪い=貧乏』の意味、という人もいます。
タイの人にとって、矯正をして、矯正器具をつけていることは貧乏でない、裕福であるステータスなんです。
街にはたくさんの『ทำฟัน』と書かれた看板を見かけます。
歯医者さんなんですが、ここに歯の矯正をする人が、たくさん訪れます。
また、この『ทำฟัน』日本では考えられないくらいたくさんあるんです。
普通は、歯の矯正器具を装着したまま会社にも出勤します。
そして、なんと、その矯正器具は色々とデザインもされているんです。
『裕福な家庭の出身であることを示す』ステータスである歯の矯正器具、慣れるまではギョッとします。単なる器具ではなく、ファッションにもなっているからです。

まとめ
如何でしたでしょうか? 今回は、タイに住んだ後遭遇した、日本とは違う『お金・税金』の具体的な例を3つ紹介しました。
タイの街中で、是非『จำนำ』『ทอง』の看板を見つけてみてください。かなりたくさんあることに驚くと思います。また、外国語で書かれた看板も探してみてくださいね。きっと端っこのほうにし小ーさく節税のためにタイ語が併記されているのを見つけることができるはずです。最後にタイ人の歯に付けている矯正器具もかなりの確率でつけている人を見つけられると思います。
さて、今回はここまでですが、まだまだ、タイはびっくり仰天することたくさんありますので、続けて連載してゆきます。ご期待ください。