ビサヤ/セブアノ語文法 【比較表現の完全無欠な解説/同等,比較,最上級】

ビサヤ語
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英語で二つの物事の程度を比較する表現に比較級、最上級がありますよね。タガログ語、ビサヤ/セブアノ語でも同様な表現があります。日常生活でもよく使う表現の1つだと思います。

そこで、今回はビサヤ/セブアノ語の比較級、最上級の用法を整理し解説することにしました。

最後まで読んでいただければ、比較級、最上級の用法のポイントがしっかり理解できます。さらに、タガログ語の用法との比較も記載します。是非最後まで読んでください。

比較表現まとめ

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同等比較

二つの人、二つのものごとを比べて程度が同じことを表す表現を同等比較といいます。同等比較をするためには、Sama 、Pareho を使います。

Sama ang iyang kinaiya sa iyang lolo.

His character is the same as his grandfather. 彼の性格は祖父と同じです。

Pareho kana sa akong telebisyon.

That is the same as my television. これは私のテレビと同じだ。

あまり最近は使われていませんが ingon も同等比較に使われます。意味はsama,parehoと全く同一です
ほとんど同じ almost same as というときは、susama , pupareho を使います。また単語を追加して halos pareho でもOKです
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比較級

~より~です。という表現は、mas を使って表現します。

文型  mas + 形容詞 + 1st class/ang格 + kay + 3rd class/sa

Mas taas ang mga Amerikano kay sa mga Pilipino.

Americans are taller than Filipinos. アメリカ人はフィリピン人より背が高い

Mas tambok pa ko kay sa imo.

I am still fatter than you.  私はあなたより太っている。

 

Mas hugaw pa kining simbahan kay sa among balay.

This church is still dirtier than our house. この教会は私達の家より汚い。

タガログ語では kaysa sa が kay sa になるので注意。またタガログ語ではkaysa 自体が省略されることも有ります。ややこしいですね!

最上級

もっとも~である。という表現は、pinaka-,labing, kina- -an という3つの方法で表現ができます。最上級は、常にang を前置して使います

文型 1st class/ang格 + ang + pinaka-adj. / labing adj. / kina-adj-an

Ang among maestra mao ang pinakaestrikta sa eskwelahan.

Our teacher is really the strictest at the school. 私達の先生は学校で一番厳しい

Kini ang labing sayon nga leksyon.

This is the easiest lesson. これは最も簡単なレッスンです。

 

Siya ang kinagwapahan nga babaye sa among klase.

She is the most beautiful girl in the class. 彼女はクラスで一番美しい

 

まとめ

いかがでしたでしょうか? Bisaya/Cebano語の比較級、最上級の用法を理解していただけましたか? 英語と構造は似ているので、とっつきやすいのではないかと思います。一方でタガログ語と比べると、(毎度のことですが)似て非なる言い方が多いですね。唯一同じなのは、最上級のpinaka- です。

いずれにしても例文みながら、比較、最上級の接辞を覚えてゆけば、マスターきると思います。継続して学習してゆきますのでよろしくお願いします。

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