ビサヤ/セブアノ語にも、タガログ語と同様に疑似動詞があります。Gusto,Pwedeなどのように全く同じ疑似動詞も有れば、buot、mahimo のようにビサヤ/セブアノ語にしかない単語もあります。
そこで、今回ビサヤ/セブアノ語の疑似動詞について整理し解説することにしました。
最後まで読んでいただければ、ビサヤ/セブアノ語の疑似動詞の用法がしっかり理解できます。さらにタガログ語との比較も記載します。是非最後まで読んでください。
疑似動詞とは 定義と種類
ビサヤ/セブアノ語では、他の動詞と結びついて付加的な意味を加える疑似動詞です。種類は次のとおり三種類あります。
Gusto または Buot ~したい
Kinahanglan ~する必要がある、~しなければならない
Pwede/Mahimo ~できる
以下にひとつづつ説明してゆきます
他の動詞(本動詞)と結びついて付加的な意味を加える疑似動詞
即ち疑似動詞には必ずリンカー nga を付加します。
本動詞は必ず未来形を用います
本動詞は不定詞(infinitive)を付けた形で訳します
文章は必ず疑似動詞でスタートします
Gusto ba siyang mokuyog nako? Does he/ she want to come with me?
彼/彼女は私と同行したいですか?
Buot ang mga batang mokaon ug ayskrim.
The children would like to eat ice cream.
子供たちは、アイスクリームを食べたがっている
Kinahanglan siyang magtuon ug maayo. He have to study hard.
彼は一生懸命勉強しなければならない。
Pwede bang magdala ka ug asukar? Would you be able to bring sugar?
お砂糖を持ってきていただけますか?
Mahimo akong mouban kanimo. I will be able to go with you.
私はあなたと同行できます。
まとめ
いかがでしたか?ビサヤ/セブアノ語の疑似動詞は、タガログ語との共通しているところが多く、覚えやすかったのではないでしょうか? 基本の4つのルールは同じですので、単語の差を覚えればOKです。まとめとして、タガログ語との比較表を作成しましたので、ご参考くださいませ。
今後も引き続きビサヤ/セブアノ語のポイントを解説してゆきますので、よろしくお願いします。