タイ語のお願いの表現ですが、訳してもピッタリ合わないことってありませんか?単語が足りなかったり、違ったり。。たとえば、”ได้ไหม”抜けてる! 正解は”ให้หน่อย” だけど、”ให้”が抜けた。。。。など
そこで今回は、【お願い】に関するタイ文法を整理し、どういう状況でどの単語が必要なのかを解説します。
最後まで読んでいただければ、使い分けが明確に頭で整理されます。使い方の間違えがなくなりますので、是非読んでみてください。
【お願い】表現の種類
3種類の【お願い】表現があります
- 相手に許可、了承をお願い
- 相手に行動してもらうお願い
- 自分が行動するための相手の許可のお願い
相手に許可、了承をお願い ได้ไหม “~いいですか?”
一番よく使う、簡単な表現です。 ได้ไหม =Could you , Can you という英語の表現と考えれば、“~いいですか?”が納得しやすいとおもいます。
例 ใช้บัตรเครดิตได้ไหม クレジットカードを使ってもいいですか?
คอยสักรู่ได้ไหม ちょっと待ってもらっていいですか?
ครับ คะを最後につけると、より丁寧なお願いになります
相手に行動してもらうお願い ช่วย~ให้(人)หน่อย,ด้วย+ได้ไหม
基本形 ช่วย~หน่อย,ด้วย
文頭にช่วย(手伝う)をつけてหน่อย(ちょっと),ด้วย(ついでに)のどちらかをつけます。
例 ช่วยเข้าร่วมประชุมหน่อย(ちょっと)会議に参加してください
ช่วยเก็บไว้ด้วย (ついでに)取っておいてください
誰かのために行動するか書く場合 ช่วย~ให้(人)หน่อย,ด้วย
誰のために行動してもらうかを書く場合は、ให้(人)をこの間にいれます。また(人)が明確な場合は省略します。
例 ช่วยไปทำอาหารให้คุณย่าหน่อย
祖母の為に料理を作ってあげてください
誰に教えるか、明確ならให้の後の(人)は省略されให้หน่อยになります
例 ช่วยมาสอนภาษาญี่ปุ่นให้หน่อย 日本語を教えに来てあげてください
さらに丁寧な言い方にする場合
後ろにได้ไหมをつけると、丁寧な言い方になります
例 ช่วยไปทำอาหารให้คุณย่าหน่อยได้ไหม
祖母の為に料理を作ってあげてくださいませんか?
最も丁寧なお願い
最も丁寧なお願いには、กรุณา を使います
例 กรุณาขับรถช้าฯ (どうか)ゆっくりと運転してください
โปรดもと同様に最も丁寧なお願いに使います。特に掲示版、ポスターなどに使われています。また、アナウンスにも使われます
例 โปรดทราบ
自分が行動するための相手の許可のお願い ชอ+動詞
自分が行動するための相手の許可のお願い ชอ+動詞
例 ชอดูเมนูหน่อย メニューを見せてください
さらに丁寧な言い方にする場合
後ろにได้ไหมをつけると、丁寧な言い方になります。これは、”相手に行動してもらうお願い”と同様です。