60才で定年退職したあと、海外移住することを考えてました。”海外で日本語教師になれれば、収入もある上に、現地の言葉になれることができて一石二鳥だ”と考えてた方いませんか?
私もそう思い日本語教師の通信教育* を開始しました。しかし、一年間勉強したあと断念することにしました。
私が、日本語教師資格への取り組み内容と、断念に至った理由を書き記します。参考になれば、嬉しいです
海外移住を考えていたので、現地の言葉を覚えられて、一石二鳥ということも、後押しになりました。
日本語教師の資格獲得の勉強開始
日本語教師の資格獲得方法
3つの方法があります
- 「日本語教育能力検定試験」に合格
- 学士で、文化庁の「日本語教師養成講座(420時間)」を修了
- 大学または大学院で日本語教育を主専攻か副専攻を修了
一番安いのは 1番 試験 約1万円
ただし、通信教育を受けるので 計約6万円 (通信教育 約 5万円)
2番は、各種学校 費用 約 50- 60万円(2020年時点)
3は大学生のみ可。
仕事をしている以上資格の獲得方法は、1番の一択でした。
日本語教育 通信教育開始
申し込み後、全5冊のべ866ページの教材と問題集、CDなどが送られてきました。
土日、休暇の日を使って勉強し、予定とおり順調に通信教育のレポートを出してゆきました。
最後の小論文までは、自分にとっての日本語への再発見もいろいろあり、
楽しく学習させていただきました。
日本語教師への転職上の問題点
勉強するのと並行して、就職関係の情報を集めてゆくうちにいろいろな問題点があることがわかってきました。
”東南アジアの国での就職先が見つからない”(タイ、フィリピン)
”給料がかなり低い”
”就業時間以外の時間を使う”(授業準備、テストの採点など)
これらの理由で、日本語教師になるのに、今からの大事な時間を使うことは断念しました。
PS. ”本当に教師になりたいんだー” 生涯の仕事と思える人でないとで
きないと思ったのです