日本で働く外国人のために生活に役立つ日本語を教えたい!と思っている人も多いと思いますが、教科書に沿って教えているだけで手一杯、学校以外での拘束時間が多いなどでなかなか、生の日本を伝える材料を作る時間がない、と困っている方もいますよね。
今回は、教師、ボランティアの方々の少しでも助けになる情報作れないか?と思い
今回は、【文型】【敬語】【数字】などについてまとめました。
教科書にはないイラスト中心で説明しているので、外国の人も興味をもってくれると思います。 ホッと一休み、コーヒーブレーク的に使えます。
日本の桁区切り単位は ”4”
世界では一般的に”3”桁区切りで, 呼び名は、”Kilo” “Million” “Billion”
日本は、”4”桁区切りで、”万” ”億” です。この違いは、生活始めると気が付きますが、なかなか慣れるまでは大変なので、はじめからしっかり意識することで、慣れるのが早くなります。
日本の文型は、SOV
日本語は、SOV。
たとえば、私は”S(主語)” リンゴを”O(目的語)” 食べた”V(動詞)”
ところが、英語のような SVO 型、フィリピノ語のような VSO 型もあります。
日本語の敬語 ”お” と ”ご”の違い
外国人には厄介なことだとおもいます。 ”花”の敬語は ”お花” です。 ”ご花”ではありません。 基本的なルールは、対象が日本の言葉であれば”お” 中国のことばであれば”ご”がつきます。 しかし、外国人には、どれが日本語由来かわかりせんよね。。
日本語の数字の数え方
日常よく使う言葉です。数字のよみかたが、色々変化するので、外国人にとっては厄介だとおもいますが、この表を見ながらはなせは、慣れてゆくのが早いのではないかと思います。
日本語 これ、それ、あれ の違い
図で覚えると、理解しやすいでしょう。
日本のスーパーマーケットでよく見る漢字の意味 ”割”
スーパーマーケットで商品を買うときは、数字が書いてあるので問題ないのですが、セールとか生もので閉店間際で値段を下げる時に、”〇割引”という表示があります。 ”1割” = ”10%” という日本特有の表現なのでわかりにくいと思います。
外国人が、よく疑問に思う違い 形容詞の ”い” と ”な”
日本人でもあまり気にして使い分けていないこともあると思いますが、日本語を勉強している外国人にとっては、疑問に思えることがあるようです、それが、
形容詞の ”い” と ”な” の違いです。 ”い”が”目に見えている”ものの形容をしているのに対し。”な”は話し手の気持ちが入っています。
補足;背景
私は、会社生活37年で、色々海外生活を経験してきました。
ところが、私が生活していて困ったは、日本語表示がほとんどなかったのです。今 日本には多くの外国人が生活しています。彼らにとっても、母語の表示は皆無でしょう。COVID-19 で生活も不安な中、私も”何か彼らの手助けがしたい!” との思いから、”こういうこと知っていると、生活に便利!という内容をまとめてゆくことにしました。ボランティアで教える教室などで、教科書にはあまりのってないけど、知っておくといい勉強になる、日本語の特徴がわかる、無料のテキスト、作ってゆきます。