【65歳の老後資金】生活防衛資金の一部を個人向け国債へ!私が「変動10年」を選んだ理由

個人向け国債
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こんにちは。

「無力なポンコツ爺、レベル零の挑戦者」です。

60歳で会社員生活を終えてから、株式投資、年金、税金、社会保険など、それまでほとんど知らなかった「お金」のことを少しずつ勉強してきました。

そして65歳になった今、また一つ新しいことを始めることにしました。

それが、

個人向け国債「変動10年」です。

ただし、生活防衛資金を全部国債へ移すわけではありません。

すぐに使う可能性があるお金は、これまで通り普通預金に残します。

今回国債へ移そうと考えているのは、

「生活防衛資金の中でも、基本的には長期間使う予定のないお金」

の一部です。

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はじめに結論!私が「変動10年」を選んだ理由

最初に今回の結論を書いておきます。

私が生活防衛資金の一部を普通預金から個人向け国債へ移し、その中でも「変動10年」を選んだ理由は、大きく次の5つです。

  1. 生活防衛資金の中に、基本的には長期間使わないお金があるから
    すぐ必要になるお金は普通預金に残します。その一方で、基本的には長期間使わないつもりのお金まで普通預金に置いておくのは、少しもったいないと考えました。
  2. 今、個人向け国債の金利がかなり上がっているから
    2026年8月募集の変動10年は年1.87%。数年前までとは状況がかなり変わっています。
  3. 今後の金利上昇にも対応できる変動型にしたかったから
    2026年8月時点では固定5年の年2.06%の方が高金利です。それでも今後の金利変化を考え、半年ごとに金利が見直される変動10年を選びました。
  4. 基本は満期まで持つ。でも1年経過後なら必要な分だけ中途換金できるから
    最初から途中で換金することを前提にはしていません。ただし、万が一まとまったお金が必要になった場合、発行から1年経過後なら必要な分だけ中途換金できます。
  5. 65歳の今だから、まず長い10年物から始めたいから
    10年後は75歳です。まず今は変動10年を選び、今後追加する分については、その時点の年齢や金利を見て10年にするのか、5年など短い期間にするのかを改めて考えるつもりです。

そして、もう一つ大切にしたのが、

「500万円を最初から全部、1年間動かせない状態にしないこと」

です。

最終的には生活防衛資金の中から500万円程度まで国債へ移すことも考えています。

ただし、いきなり500万円ではなく、

まず300万円。

そして1年後、最初の300万円が中途換金できる状態になってから、

残り200万円をどうするか考える。

これが今回考えた二段階方式です。

ここから、なぜこの結論になったのかを順番に書いていきます。

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インフレ対策として、まず株式投資を始めた

60歳で会社を退職してから、老後のお金について真剣に考えるようになりました。

その中で強く意識するようになったのが、インフレです。

物価が上がっていけば、同じ100万円でも将来買えるものは少なくなります。

通帳に100万円と書いてあれば数字そのものは減っていません。

でも、その100万円で買えるものが減れば、実質的にはお金の価値が下がっています。

そこで私は、インフレへの備えの一つとして株式投資を始めました。

もちろん株式には値下がりするリスクがあります。

それでも長い老後を考えれば、現金だけを持っていることにもリスクがある。

そう考えて、現在は株式も老後資金の一部として保有しています。

でも、生活防衛資金まで株式にはしない

株式はインフレへの備えとして持っています。

しかし、何かあったときに使う生活防衛資金まで株式にするつもりはありません。

私は現在65歳です。

病気になるかもしれない。

家電や車などで突然大きなお金が必要になるかもしれない。

旅行などでまとまったお金を使うこともあるでしょう。

両親も健在ですから、家族のことで急にお金が必要になる可能性もあります。

しかも株式は、必要なときに必ず値上がりしているとは限りません。

株価が大きく下がっているときに、急にお金が必要になって売却するような状況は、できるだけ避けたい。

だから、

「何かあったらすぐ使えるお金」

は生活防衛資金として別に確保しています。

ただ、生活防衛資金にも2種類あると気づいた

ここで最近、一つ気になり始めました。

同じ生活防衛資金でも、

「いつ必要になるか分からないので、すぐ引き出せるようにしておくお金」

と、

「生活防衛資金ではあるけれど、基本的には何年も使う予定がないお金」

があります。

これを全部同じ普通預金に置いておく必要があるのだろうか?

もちろん、本当に何か起きれば使います。

でも何もなければ、基本的には長期間使わない。

そんなお金まで普通預金に置いたままにするのは、

ちょっともったいない。

そこで、この部分にも少し働いてもらうことにしました。

定期預金も調べた。でも国債の金利と比べると……

普通預金より少しでも金利の高いところへ置こう。

そう考えれば、まず思いつくのは銀行の定期預金です。

そこで、自分が普段使っている銀行を中心に金利を調べてみました。

2026年8月時点で、楽天銀行ではマネーブリッジを利用した場合、1,000万円以下の普通預金に年0.48%の優遇金利が設定されています。

普通預金としては、かなり金利が上がりました。

三菱UFJ銀行も2026年8月から普通預金が年0.40%になっています。

さらに三菱UFJ銀行の定期預金を見ると、

  • 1年:年0.40%
  • 3年:年0.60%
  • 5年:年0.70%
  • 10年:年0.90%

となっています。

以前の超低金利時代を考えれば、銀行預金の金利もかなり上がってきました。

楽天銀行でも期間限定で定期預金の金利を上乗せするキャンペーンが行われることがあります。

例えば2026年夏には、7月末までの期間限定で1年物定期預金が年1.20%になるキャンペーンも行われていました。

ただし、これは期間限定のキャンペーン金利です。

一方、私が今回検討している2026年8月募集の個人向け国債は、

  • 固定3年:年1.71%
  • 固定5年:年2.06%
  • 変動10年:年1.87%

でした。

数字を並べてみると、

「今は個人向け国債って、こんなに金利が付くの?」

と思いました。

もちろん、「定期預金より国債がいつでも絶対に有利」という意味ではありません。

銀行によって金利は違いますし、キャンペーンなどで高い金利が設定されることもあります。

ただ、2026年8月時点の金利を比較してみると、

基本的には長期間使わない生活防衛資金の一部を置く場所として、個人向け国債はかなり魅力的に見えました。

個人向け国債は昔からあった。でも金利が変わった

個人向け国債は最近できた商品ではありません。

変動10年は2003年から販売されています。

固定5年や固定3年もその後加わり、現在では3種類が毎月募集されています。

それなのに、なぜ私はこれまでほとんど興味を持たなかったのか?

一番大きいのは、金利が低かったからです。

例えば2024年2月募集の変動10年は、年0.49%でした。

ところが2026年8月募集分は、

年1.87%。

昔からある商品が突然新しくなったわけではありません。

日本の金利が上がってきたことで、以前からあった個人向け国債が一気に魅力的な選択肢になってきた。

これが今回、私が国債に注目した大きな理由です。

2026年8月の個人向け国債は3種類

私が購入を検討している2026年8月募集分は、次の3種類です。

種類 期間 金利タイプ 年利(税引前)
固定3年 第195回 3年 固定 1.71%
固定5年 第185回 5年 固定 2.06%
変動10年 第197回 10年 変動 1.87%

募集期間は2026年8月6日から8月31日まで。

発行日は9月15日です。

こうして見ると、一番金利が高いのは、

固定5年の年2.06%。

ここで当然、

「だったら固定5年でいいんじゃない?」

と思います。

私も迷いました。

一番高い固定5年ではなく、なぜ変動10年なのか?

今現在の金利だけなら、固定5年の方が高いです。

でも固定5年は、購入時の金利が5年間続きます。

一方、変動10年は半年ごとに適用利率が見直されます。

私は、

これからさらに日本の金利が上がる可能性もあるのではないか

と考えました。

もちろん、これは誰にも分かりません。

金利が上がるかもしれないし、逆に下がるかもしれません。

だからこそ、今の金利を5年間固定するより、

半年ごとに金利が見直される方を選んでみよう。

そう考えました。

現在は固定5年2.06%に対して、変動10年1.87%。

スタート時点では固定5年の方が上です。

でも今後金利が上がれば、変動10年の利率も上がる可能性があります。

これが私が変動10年を選んだ大きな理由です。

「10年」といっても10年間ロックされるわけではない

ただ、私も最初は勘違いしていました。

「変動10年」と聞いて、

10年間、お金を引き出せないのでは?

と思ったのです。

生活防衛資金の一部を入れるわけですから、それでは困ります。

ところが調べてみると違いました。

個人向け国債は、発行から1年間は原則として中途換金できません。

しかし、

1年経過後なら中途換金できます。

しかも全部を換金する必要はありません。

必要な分だけ、1万円単位で一部換金することもできます。

ただし、中途換金すると原則として直前2回分の利子相当額が差し引かれます。

でも私は基本的には満期まで持つつもり

ここは私の今回の運用で重要なところです。

「1年後から換金できるから国債にする」という考えではありません。

基本的には、

満期まで持つつもりです。

だから、すぐ使う可能性があるお金は国債には入れません。

それは普通預金に残します。

国債にするのは、

生活防衛資金の中でも、基本的には長期間使わないと考えている部分だけ。

1年後から中途換金できる仕組みは、あくまで非常口です。

自分に何かあった。

家族に何かあった。

想定以上に大きなお金が必要になった。

そんな本当の緊急事態になったら使う。

でも何もなければ、そのまま持つ。

これが基本です。

なぜ500万円を一度に買わず、まず300万円なのか?

今回、一番考えたのがここです。

最終的には生活防衛資金の中から500万円程度まで国債へ移してもいいと考えています。

それなら、

「最初から500万円買えばいいのでは?」

とも思いました。

でも個人向け国債には、

発行から1年間は原則として中途換金できない

というルールがあります。

もし最初から500万円全部を買ってしまえば、

その500万円すべてが約1年間、中途換金できない状態になります。

基本的には使わないお金とはいえ、人生には何が起きるか分かりません。

万が一、その1年間に想定を超える大きな支出が発生したら?

そう考えると、500万円全部を同時に動かせなくするのは少し怖い。

そこで、

まず300万円だけ変動10年を購入する。

そして1年待つことにしました。

1年後なら、最初の300万円が「非常口」になる

ここが二段階にする一番大きな理由です。

最初の300万円を購入して1年が経過すれば、

その300万円は必要に応じて中途換金できる状態になります。

そこで初めて、次の200万円を国債へ移すことを検討します。

2年目に新しく購入する200万円は、そこから1年間原則として中途換金できません。

でも、その時には、

最初の300万円がすでに中途換金できる。

  • 最初の1年間:300万円が原則として中途換金できない
  • 2年目:新しく買った200万円は原則として中途換金できないが、最初の300万円は中途換金できる

500万円全部が同時に「動かせないお金」になる期間を作らない。

これが、私が300万円+200万円という二段階を考えた一番の理由です。

そして1年後の200万円は、その時にもう一度考える

この二段階方式には、もう一つメリットがあると思っています。

それは、

今から2回目の200万円まで「変動10年」と決めなくていいことです。

まず65歳の今、300万円については変動10年を選ぶ。

そして1年後。

私は66歳になっています。

その時、日本の金利がどうなっているかは分かりません。

変動10年の金利がさらに上がっているかもしれません。

固定5年の方が魅力的になっているかもしれません。

また、自分の年齢や健康状態、生活状況についての考え方も変わっているかもしれません。

だから残り200万円については、

1年後の自分が、もう一度考える。

変動10年を追加するのか。

固定5年にするのか。

場合によっては固定3年なのか。

あるいは普通預金に残しておくのか。

今から決めません。

購入時期を分けるということは、換金できない期間をずらすだけでなく、判断する時期も分けられる。

これも今回の二段階方式のポイントです。

65歳だから、まず長い10年物から始める

そしてもう一つ。

私が最初の300万円で変動10年を選ぶのは、自分の年齢も理由の一つです。

現在65歳。

10年後は75歳です。

基本的に途中換金せず満期まで持つつもりなら、

まだ65歳の今のうちに、まず長い10年物を使っておく。

そう考えました。

ただし、「65歳だから、これから買う国債は全部10年」という意味ではありません。

1年後に追加を考える200万円については、その時の金利と自分の状況を見て改めて期間を考えます。

さらに10年後、75歳になった時には、その時点の年齢や健康状態、生活費、資産状況、そして金利を見てもう一度考える。

固定5年にするかもしれません。

固定3年にするかもしれません。

その頃には、もっと違う選択肢があるかもしれません。

私のイメージとしては、

年齢が比較的若いうちに長い期間の商品を先に使い、年齢が上がるにつれて、その時の状況に合わせて期間を短くすることも考える。

という方法です。

株式・普通預金・国債に、それぞれ仕事をしてもらう

株式

インフレに対応しながら、長期的に資産を育てるお金。

普通預金

突然何かあったときに、すぐ使えるお金。

個人向け国債

生活防衛資金の中でも、基本的には長期間使わないお金を、守りながら少し働かせる場所。

普通預金は必要です。

だから、もちろん残します。

でも基本的に長期間使わないつもりのお金まで、全部普通預金に置いておくのももったいない。

かといって、そのお金まで株式にするのも違う。

そこで、

普通預金と株式の間の置き場所として、今の私には個人向け国債がちょうどよかった。

というのが今回の結論です。

65歳、今度は「生活防衛資金の置き場所」に挑戦

60歳で会社を退職した頃の私は、株式も国債もほとんど分かりませんでした。

それから株式投資を始め、年金を調べ、税金を調べ、社会保険料を調べ、老後のお金の使い方も考えるようになりました。

そして65歳になった今、

「生活防衛資金を持つ」だけではなく、「どこに置いておくか」

まで考えるようになりました。

インフレへの備えとして株式を持つ。

すぐ使う可能性があるお金は普通預金に残す。

そして、

基本的には長期間使わない生活防衛資金の一部を、個人向け国債へ。

まず300万円を変動10年。

1年後、その300万円が中途換金できる状態になってから、残り200万円をどうするか改めて考える。

その時の金利、自分の年齢や生活状況を見て、もう一度10年にするのか、5年にするのか、それとも別の方法にするのかを判断する。

これが65歳の今、私が考えた方法です。

もちろん、これが誰にとっても正解というわけではありません。

年齢も違えば、生活費も違います。

必要な生活防衛資金も違います。

そして金利も変わります。

だから、

「個人向け国債が絶対に一番いい」

という話ではありません。

私の場合は、

「すぐには使わない。でも株にはしたくない。普通預金にずっと置いておくのももったいない」

そんなお金の置き場所を探した結果、今の個人向け国債にたどり着きました。

60歳から始まった、

「無力なポンコツ爺、レベル零の挑戦者」。

65歳になっても、知らないことはまだまだあります。

分からなければ調べる。

調べたら、自分に合うか考える。

そして無理のない範囲でやってみる。

今回は、

生活防衛資金の一部にも、少し働いてもらう挑戦です。


※この記事に記載している金利・募集条件等は2026年8月時点の情報です。個人向け国債や銀行預金の金利・募集条件は変更される場合がありますので、実際に購入・預入する場合は財務省や各金融機関の最新情報をご確認ください。

※個人向け国債は原則として発行後1年間は中途換金できません。1年経過後の中途換金時には所定の中途換金調整額が差し引かれます。

※この記事は私自身の老後資金について考えた記録であり、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。