『タイの文字よめたらいいな』って思ったこと、ありますよね?
前回は、【タイ語の文字の表記の仕方のルール】を説明しましたが、今回は、【5つある声調の表記のしかた】について具体的に説明します。
読んで頂ければ、【タイ語がどういう規則で声のトーン(声調)を表記しているか?】というメカニズムが理解できるようになります。
(先生の講義を再開します)
前回は、タイ語の基本となる構成とどのようにタイ文字を表記するのかについて勉強しました。
“kit” という文字は、タイ語では場所を変え
タイ文字に変えることで 書くことができます。
はい。思い出しました。
今回は、タイ語のもう一つの大きな特徴である声の高さの変化について学びます。
日本語でも、”紙”と”神”では、アクセントは違いますよね。
”紙”は ”(下から上に)”kami
”神”は ”(上から下に)”kami
ローマ字では”kami” ですが、どこを見ても声の高さの変化は
わかりません。ところが、タイ語は、単語みれば声の高さの変化がわかるんです。
へー。そうなんですか。便利ですね。
それでは、次にどうやって決まるかを説明します。
タイ語 声の高さの変化を決める要素 4つ (声調)
”初めの子音(頭子音)” ”最後の子音(末子音)” ”母音”
4つのうち3つの要素は、”初めの子音(頭子音)” ”最後の子音(末子音)” ”母音” です。
残りの一つは、声の高さを指示する”記号”です。
なるほど!
下の表に色でわかるようにまとめました。
- ”初めの子音(頭子音)”は、ブルーの3種類
- ”最後の子音(末子音)”は黄緑の2種類
- ”母音”はピンク色の2種類
- ”記号”は、オレンジで、4種類の記号があります
先生、すっごく複雑なんですけど。。。ルールもっと簡単にならないのでしょうか?
ここでは、タイ語の文字の声の高さ(声調)がどのような要素で決められるかを説明しています。 ルールが複雑なのは同感ですが、どうしようもないですね。。。
わかりました。声の高さの変わる要素を理解するようにします。
声の高さを指示する”記号”
4つ声調符号を紹介します。
- マイエーク
- マイトー
- マイトリー
- マイジャタワー
先生、声調符号はどこに書くのですか?
はい。それは、はじめの子音の上で、母音があればさらにの上の右側です。下の絵を参考にしてください。
今回は以上です。次回は、5種類の声調について
具体的な音の高さのイメージを日本語の例でわかりやすく説明します。
宜しくお願いします!