みなさん、タガログ語/ビサヤ語 へようこそ!
これから、初めてタガログ語/ビサヤ語 を勉強される方、昔勉強したことあるけど忘れてしまってもう一度やり直うそう、と思っている方、まずこの記事を見てからにしては如何でしょうか。
なぜなら、タガログ語/ビサヤ語 の概要をまず理解、再認識してからのほうが、遥かに効率がいいからです。
分厚い文法書で勉強を始めるのは、効率よくないし、概要がつかみにくいですよね。
(車、電化製品の分厚い取扱説明書、読まないのと同じです。)
そこで、今回タガログ語/ビサヤ語の「簡単ガイド」・誰もが、疑問に思ったり、重要なポイントだけをまとめてた説明書を作ってみました。
(電気製品の「簡単操作ガイド」のイメージ)
この、「簡単ガイド」を読むことで、タガログ語/ビサヤ語の特徴、抑えておくべきポイントが、よくわかり、全体が理解できるようになります。
また、理解しやすいように英語と対比してまとめてみました。
タガログ語/ビサヤ語をガチで勉強するまえに、このブログをゆったりとした気分でご覧いただけると幸いです。
なお、この記事の各項目の詳細についてはリンク先で確認をお願いします。
タガログ語/ビサヤ語 英語との違い
英語はSVO タガログ語/ビサヤ語はVSO!
タガログ語/ビサヤ語語学を学習する上で、大きな障壁となるのが、文型のちがいです。
英語とは、主語:Sと動詞:Vの順番が入れ替わるのです。
英語はSVOですが、タガログ語/ビサヤ語はVSOです
英語を学習し始めた時、日本語との文型のちがいにも悩まされてきました。
解決方法は、とにかく聞いて慣れるです。
リンク –> #1 英語はSVO タガログ語はVSO!
英語にない存在 ”リンカー”
タガログ語/ビサヤ語では、名詞と名詞を修飾するときに”リンカー”という単語が必要です。
形容詞が名詞を修飾するときも”リンカー”が必要です。
前からも後からも修飾できます。
英語で説明すると、 ”beautiful girl” ”girl beautiful” もOKということです。
英語にはこのような単語はありません。
リンク –> 英語にない存在 ”リンカー”
英語にない動詞の活用(焦点動詞)
文の話題が何か?で動詞が変化するんです。 英語では、話題の中心になる場合大きな声にしたり、太字にするなどで強調しますが、動詞は変化しません。タガログ語/ビサヤ語では、行為者、目的語、方法、場所、理由などそれぞれに焦点が当たる(話題になる)と動詞が変化します。
リンク –> 英語にない動詞の活用(焦点動詞)
英語アルファベット読み書き特徴
読み方は、”ローマ字で書かれた日本語” のように読めばいいのでかんたんです。
ただし、例外があります。1つは”ng” です。
”n”と”g” 2つのアルファベットで1つの子音の扱いになります。
もう1つ“j” 「ほ」とよみます。
書き方は、”ローマ字で書かれた日本語”のように書きます。
また”タガログ語にない”C F J Q V X Z” は変換されます。 例 c–> k connect –> konekt
リンク –> 英語アルファベット読み書き特徴
英語の前置詞 を広く代用する”sa”
タガログ語/ビサヤ語の”Sa” は、たくさんの英語の前置詞の役割を果たします。
所有(~のもの), 前置詞(to,on,at etc) , 他の単語と組み合わさって(because of) などです。 何でもできる万能選手。
リンク –> 英語の前置詞 を広く代用する”sa”
英語に訳せない”Lang” たくさんの異なる意味をもつ”Sige”
タガログ語/ビサヤ語をフィリピン人同士で話していと、”Sige” が多用されます。
このでも”Sige”違う意味をたくさん持っています。
“Lang” も多く聞かれます。
代表的な意味は only ですが、訳しようがない場合があります。これも不思議です。
リンク –> ”Sige” 英語に訳せない”Lang”
英語にない ”2番目の単語”『小辞』の順番
タガログ語/ビサヤ語で最も難解なこと、それは次に示す単語群です
na,pa,man,nga,din/rin,po,ba,………….. ko,mo,ka,ako,kami,tayo…..
これらの単語はタガログ語/ビサヤ語の文頭から2番目に来ます。
また、語順が決まっています。
リンク –> 英語にない 2番目の単語『小辞』の順番
(組み合わせの文例で覚えてゆきます。)
英語にない単語 kita(タガログ語)
タガログ語/ビサヤ語で特別な単語、
それは 英語の“I” と”you” の組み合わせた単語
”kita” なんです。(タガログ語の例)
リンク –> 英語にない単語 kita(タガログ語)
まとめ
タガログ語/ビサヤ語の文法で特徴のある内容を8つ紹介しましたが、いかがでしたか?
日本語とも、英語とも違う、タガログ語/ビサヤ語の文法の根本的な内容です。
初めて勉強される方は、これだけでは理解できないかもしれませんが、今後の学習で難しさを感じるときは、この記事の内容に関連していることがほとんどだとおもいます。
頭の引き出しにしまっておいて、あとで『そういえばー』と思い出し、『なるほどー』と理解の助けになると幸いです。
今回は最後までご覧いただき、ありがとうございました。